停止の中断の継続の転換

さて、どうでもいいのだが、非常に普通に一般的なことを書いてみたい。


どうやら今年はなかなかに歴史的な年らしいことが分かって来た。なかなか。


と、とりあえず言ってみると何かが分かるような気がするが、だからどうしたと言われると、よく分からぬ。
以上、終了。




誰が読んでいるのか知らないが、そういえば昨日の追記。ちょっとだけ。
なんだか執拗に「朗読してない」というようなことを書いてみたが、別にだからダメとか言いたいわけではなかった。念のため。ちなみに、朗読していたら良いとか、あるいはだからダメだとか、そういうことを言いたいわけでもない。ただの描写のメモである。


ただなんとなく、あんまりそれまでの「朗読」と似ていないような部分があり、そのへんが面白かった。
一体何を「朗読」として想定するかは人それぞれだろうが、たとえばここではミンガスがやっていた、もしくは「ラジオのように」のような所謂ポエトリ―リーディングのようなものとか。あとラジオドラマとか。
あるいは映画で印象的だった「ベルリンテンシの詩」とか、「エイガ史」とか。まあそのへんのものも、とりあえず括ってみるとして。
それらの試みとは、ちょっと異なることをしていたようである。とくに面白かったのは、ところどころ何を言っているのかほとんど分からない部分があって、でもそれでもオーケーというようなところ。だからといって意味が分からないわけではなく、当該箇所はきちんとプロジェクターで壁に映してあるわけだから、何が語られているのかは、はっきりと分かる。ただそれが、発話のレベルで、どんどん変形されているようなかんじ。
なので、かならずしも聞こえる声が何を言っているのか、すべてをクリアに把握できたわけではない。その意味では「朗読してない」のだが、しかし文字テキストを声としてリアライズしていると言う意味からすると、どうも「朗読」といって問題ないようであった。
だとしたら、よくしらないがそれを「朗読」といってもよいような気もするし、別にそう言ったからといって、何が変わるわけでもなし、どっちでも良いような気もする。



で、何を長々と書いているかと言えば、アフタートークと言う部分で、オータニさんがぼそっと「客に届かない声(音)をつくろうとしている」みたいなことを言っていた。というかそういうことを言っていたことを思い出したのだった。よくわからないが、これがなかなかピンと来たのだが、だからといってどういうわけでもない。
ただ、たしかにいわゆる音楽や、いわゆる朗読は、おそらくすべてが客に届くことが前提なのだろうなと、それを聞いて思わずおもわされたのだった。鳴らした音、発した声、あるいはそのために用意した楽譜の構成、厳密なテキスト、それらが演奏者の意図した通り、すべて完全に客に届く。それが前提。
だが、なるほど、もちろんそれも良い。けれど、必ずしもそうでなくともよい。というか実態として、グッと来たものについても、そこで行われたすべてを客が把握していたかと言うと、そうでないかもしれない。たとえば「ベルリンテンシの詩」について、あの図書館で交錯する声を、一聴してすべてクリアに把握できる人がいるとは、とても思えない。だが、それでもそれにグッと来ることはあり得る。というか、音楽とか発話とかというものは、実はむしろ相手に届かない何かが沢山あるのかもしれぬ。
もちろんそれに対して、「はっきり聞こえないのはダメだ」と言う意見もあるかもしれないが、まあそれはそれとして、はっきり聞こえたり、聞こえなかったりする両方があっても、世の中なんの問題もないだろう。


・・・とかいうことを、なんとなく思ったことをおもいだした。よくわからないが、非常に特異なフレーズだ。下手するとキャッチフレーズ化しそうだが、そうなるとあまり良くないような気もする。
ただそのうえでいえば、言われれば確かに、あの演奏/朗読においては、客に届けられないが、しかし客が掴んだり通り抜けていった声や音がたくさんあったような気がする。それについて、これは音楽だとか朗読だとか、そういうジャンルはどうでも良いような気もするのだが、なんとなくこの段落全体がムダに文学的なので、やはり個人的にはこのフレーズは却下。



いったい何が言いたいのか分からなくなってしまった。まあいいや・・・なんか変わったフレーズを使っているなと思ったことについてのメモである。
以上でこの話題終了。またやってほしい。




いいかげん声についての個人的妄想を続けてみたいところだが、
1)23日はヌーに行く気まんまんだが、他のバンドをみてみたら、なんか変なバンドばっかり集まったライブみたいらしいということを今さら知った。


2)23日にオートモさんが昼過ぎでイノカシラで何かをやるらしいと知ったのだが、どうしようか迷い中・・・という以前に、このままだと雨ですネ・・・。
どうなる?



というかんじで。
つぎに続く。