続・関係に関係ない続きの関係のつづき

誰が読んでいるのか知らないが、そろそろ16日のネタを終らせよう。読まれているのか知らないが、こんなにダラダラ書かれていては、書かれる方も面倒であるに違いない・・・
ちなみになぜ書いているかと言う理由の一つは、くりかえしだがとにかく体力的な持続力がなく、記憶が断片的なせいである。つまりこのままだと完全に忘却。それはそれでいいのかもしれないが、多少は思い出すトリガーみたいのを残しておこうと言う算段。


というか、それはつまり、要は備忘録ではないか。なぜこれほど簡単なコトバを思い付かなかったのか。このままでは、備忘録と言うコトバを忘れぬための備忘録が必要かもしれぬ。必要ないかもしれぬ。
どちらでもよいし、というかそんなものは、たぶんこの世に存在しない。




というわけで、つづき。
1)前衛家×オータニ+ユウシイエヌブイ。わざわざ書かねばならぬことを思い付くのが難しい。というか、ネットを見ていたらもうすでに大半の感想は書かれているのだった。


特に面白かった点だけピックアップ:
・まず、実は朗読してない。テキストの大半は読んでなかった。
・即興要素がかなり多い。というか実はかなり音楽。
・とはいえ二人が同時に即興する場面はすくない。ので、ジャズ的な即興でもないし、インプロとも少し違う。
・片方が朗読していて、片方がインプロしているという組み合わせが、それ自体けっこう事前に準備されていた模様。
・ただ、そのときの「片方が朗読している」というときに、じつは「朗読しながらサックスをくわえている」「くわえたサックスに息を吹き込んでいる」「実は声は出さずに息だけ吹いている」「実はそもそもハウリングボイス」などのパターンがあった模様。
・声のジェンダーレスな部分に焦点が当てられていた模様。
・つまり朗読と言ってもかなり多様な声のあり方があった模様。
・というか、つまり実は大半は朗読してない。
など。



そのあとにアフタートークと言うのがあり、質問タイムみたいのがあって質問しようかとおもったが、色んな意味で面倒になってしなかった質問:
・実はビジュアル面が大きそうだが、誰も触れていないがどうだったのか。
・とくに、朗読者のふたりが、途中から譜面台のうえのテキストをみずに、プロジェクトされた(変形された)画面上の文字列を朗読していたように見えたが、どうだったのか。
・そのさい、文字列自体がどんどん加工変形されていく(というか部分的に判別できなくなっていく)ので、声に出す内容が「あ」とか「ぴ」とか「ぺ」とかだけになっていったような気がするのだが、どうだったのか。
・一番最後のシーンで、それまで「4番目は・・・」「5番目は・・・」と読み上げていて、「6番目は・・・」と映されたところで、それを読まずに終えた。それに痺れたのだが、ということはやはりビジュアルが大きかったのか。
・というか、つまりビジュアルで文字を映しているから、要は直接は読まなくても問題ない、と言う方向で進めているのだろうか。
・とすると、やはり実は大半は朗読していないのだろうか。
・実はそのへんがとても面白かった。



以上。
ほかにも、読み上げていない文章が多いのだが、全体の流れがクリアに把握できるあり方は、7月のときより一層ソリッドになっていた風。
ちなみに、演る側も大変そうだが、観る側にとっても、文字と声と音と意味とを、同時に咀嚼しながら受け止める必要があるので、かなりの緊張感あり。
忘れていたがもう一つつけ加えると、前半と終盤に、重低音のドローンが流されていたが、とてもよかった・・・とかいうとエラそうだな。だが素敵というには少し凶悪な音で、流れている声を色々と撹拌していた。そのへんのところも質問あってもよかったかも。



2)以上。
そんなかんじで、なんとか終ってみた。
が、いったい何が終ったのか分からないのであった。
はて。



と、そんなわけで、
つぎに続く。