2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

過剰で遅い刺激:大友良英アジアン・ミーティング最終日

25日日曜日の夜、新宿ピットインに行った。アジアン・ミーティング最終日、ONJOスペシャル。あれから3日が経ったけど、めずらしくネットを探してみても、この日のことについて書かれたものが余りないような気がする。ミクシィとかは検索していないけれど…

変わる

選挙結果がすさまじいことになった。 驚くほどの自民党の大勝だが、一週間たったいまも、まだ納得できるような勝因の説明を聞いていないのは、僕の不注意なのだろうか。すくなくとも私見の限り、今回の選挙に、おおくの評論家は口をつぐんでいるように思われ…

歴史研究と教育、もうひとつの歴史教科書

先日、旅行に行ってきた。旅行といっても、実は所属しているゼミの合宿にほかならない。二泊三日で大半がゼミ、という時間の過ごし方は、部活の合宿に比較すると薄いという感想も聞いたし、他方で眠くなるほど長い、というかんじでもあった。 ただ、その合宿…

歴史を書くという作業

先日、旅行から帰ってきたばかりだ。いろいろな人と会い、あれこれ話を聞いてなかなかに楽しかった。ただ睡眠不足でかなり消耗。体が枯れたような感触になる。 ところで「ユリイカ」の特集「オタクvsサブカル」を立ち読みした。オタクもサブカルも、いずれ…

大友良英 presents: New Music Conference

先週の金曜日に、明大前のキッドアイラック・アートホールにイクエ・モリ、Sachiko M、大友良英の「ニュー・ミュージック・カンファレンス」にいってきた。 僕はずっとCDで音楽をきいてきたクチだ。つまりは頭でっかち。オフサイトにも2回しか行かなかっ…

政治の謎

もうすぐ選挙。しかし当初の盛り上がりは失速したようで、なんとも議論が見えないのが残念だ。このページでは匿名による批判というのをしないようにしているので、いささかもギャグを書くつもりはないが、選挙はともかく、現在の小泉政権というのは謎だらけ…

レーベル

もうすぐdoubtmusicからアンドリュー・ディアンジェロ・トリオというバンドの新譜が出るらしい。このトリオについてはまったく知らないが、いまから楽しみだ。懐が寒いので、すぐに購入できるかは分からないけれど。 そのレーベルから出ているからCDを買う…

戦争の所在

ところで第一次大戦期を調べようとした頃、いくつか愕然としたことがある。その一つは、第一次世界大戦、それもイギリスの大戦についての日本語の著作がきわめて少ないことだ。大型書店に行けば一目瞭然だが、イギリス史のコーナーに大戦期を扱ったものは、…

ちょっとした雑感

今日から先月に下書きした文章の手直しに入る。企画・構想・下調べ・史料調査・殴り書き、というところまではとても楽しいが、一度書いた文章を読み直し、史料に当たり直して修正し、一つの論を作る、という作業は一喜一憂の繰り返しで疲労困憊する。

ブーレーズ

どうでもいいけど、trico!をみていたら、数年前ロンドンで開催されたブーレーズの演奏会のことを思い出した。その時はブーレーズの誕生日の前日か何かで、まだ「プリ・スロン・プリ」の新録が出る前、その久しぶりの再演が話題で、でも間違ってその前日のチ…

trico!

ところで半月くらい前、渋谷のO-nestでflyrec & mao presents 「connect」という企画に行った。二つのインディーズ・レーベルが協力して、いくつかのユニットやバンドのライブをする、その第一弾らしかった。 お目当ては先日新譜が出たmasというバンドだった…

connect

同じくすることがないので、今度は作成したばかりの文章を読み直す。ひどい。

青白い炎

そこでナボコフの『青白い炎』(ちくま文庫)を再読する。文庫になっているが、どれくらいの読者がいるのだろうか。本当は原語で読むべきだろうが、翻訳でさえ、あらためてすごい作品だと感じ入る。 前半はシェイドという詩人の遺した「青白い炎」という999…

家で

収入と支出の帳尻があわず、今日見に行くはずだったライブに行けなくなってしまった。仕方がないので家で過ごす。現在の作業は冷却期間中だし、いくつかの郵送作業などやらなければならないことはあるが、まだ気が進まない。

教会と学校

たまたま本屋をうろついていたら、アルチュセールの著作がかなり翻訳され、大部の本として平積みにされていたのでびっくりした。アルチュセールは、いうまでもなくフランスのマルクス主義思想家。ちょっと貧乏学生に買えるものではないが、何かブームなのだ…

本屋で

今日か明日が中国における抗日記念日だと思うが、戦後六〇年ということで日本では何か大々的なことが行われたのだろうか。テレビを見ているだけでは、いくつかの記念番組以外は、とくにめざましい企画があったとは思えない。選挙戦のただ中だが、その論点か…

「バ  ング  ント」展

そもそも、この日記のようなものを書こうと思ったのは、先月六本木でおこなわれていた飴屋法水の「バ ング ント」展に行ったからで、テキストを椹木野衣氏、音楽を大友氏が担当したこの展示の、僕は初日と、あと平日にもう一度足を運んだ。これについてはこ…

8月31日

一昨日、渋谷に大友良英のCore Anodeを見に行った。

20050901

この日から書くことを始める。匿名であれこれ批判するつもりはない。それに、僕がほかの人たちより感受性が良い文章を書いたり、鋭い指摘をできるというつもりはまったくない。たまたま今、片足を突っ込んだ場所と関係しつつ、少しだけ他のことや周りのこと…