作用と持続 9.02

とくに書く必要があるかどうかはわからないが、今日は涼しい。ただいま空腹である。ひさしぶりに立ち食いソバでも食べたい今日この頃。



メモ。とくに書いていないが、ある種のカウントとして、一か月を四週間と捉えると、すでに書きはじめてから3か月が過ぎたことになる。
だからといって、前から注視している集権的な政策、とくに新機関の設置などによる政策は、いまのところ現実となっていない。それがいいかどうかは、よくわからないが。


また、セージ家集団の行動も、先行きは不明。適当な予測をすると(あたりはずれ五分五分感くらいの適当さで)、もし今の流れをレンリツに向かう鈍重なプロセスと仮定するなら。
あと2〜3回は、先日のフシンニン案と同様のストレスに見舞われるだろうと予測。具体的には、来週のフッコー法案制定直後、つぎに再来週にサンインのモンセキケツ議、そして月末から月明けにかけて諸々のストレス。
ちなみに、メディアの多くはヨ党の分裂に注目しているが、個人的にはヤ党の動向が気になる。前もふれたが、たぶんヤ党はリケン派とアンチリケン派が入り交じっていて(なかにゲンパツ推進派もふくむ)方針が一貫しない予想。


といっても意味なし。あたるもはっけ、あたらぬもはっけ。




どうでもいいが、「宙づり」の主題をかんがえていたら、自分が年を取ったような気がしてきた。どうしてかと思ったところ、当然と言えば当然だ。なにしろ15年くらい先にでてくる表現について考えようとしているものなのだから、その分、自分が年をとったように感じてしまう。


まあ、あれこれ立ち位置を変えているようで面倒だが、これは色んな関心からであって、一義的には、そもそも現状が宙づりだとして、そして宙づりで何もできないというような考えがあるとして。
いんや、本当の宙づりというのは、かならずしもそういうものではないんじゃないか、というようなことを考えてみたいだけである。もっと宙づりって、変なんじゃないかとか、そういう形で想像力をブチ当ててみたい。それだけ。



というわけで、適当に思いつきをピックアップ。
前に主題から方向を二つに分けた。一つはデカダンとかマゾッホ的な方向。で、もうひとつは、自分で迷路をつくって、宙づりにするタイプ。前者はわかりやすいが、後者はわかりにくいかもしれない。そこで後者について、適当に例をあげてみる。


で、色々とおもいつくが、とりあえずザックリ方向性として。個人的に興味があるのは、「終わりも先もみえないので、とりあえず手元にあるものをひたすらに組み合わせて、組み合わせ続けることが変なことになってしまう」というようなものだ。ある意味で、もう終わりを待つデカダンにも飽きてしまい、ひたすら組み合わせを組み合わせ続ける。それが迷路をつくりだしていく。そういうもの。

たとえばべケット。それもゴドー待ちじゃなくて、変なテレビとか映画とかでやってた、ただ延々と組み合わせを組み合わせ続けていくようなやつ。あらゆる可能性を踏破して、燃やし尽くしていくような、そんなプロセスの作品とか。
あとヘンタイとして、ソドムの120日とか。延々と、組み合わせを組み合わせ続けて、もうなんだかわからんものができあがってしまう。
どっちもたぶん、待つことに飽いた、閉じ込められることに飽いた、そんな宙づりの中で、別種の宙づりを作っていくようなものの気がする。たぶん、こういうのは、もっといっぱいあるだろう。迷路みたいな宙づり的な作品みたいの。


まだちょっと曖昧か。でもとりあえずこの辺にしておく。
そういうのを、とりあえず想像。次回につづくかどうかはよく知らない。



もうひとつ、一昨日の絵について、追記。
なんか「負けた」とか書いたが、あたりまえだが勝ち負けの問題ではない、もちろん。
あらためて書くと、ここで言いたいのは、ある種の主題にそったいくつもの作品があるとして、そこに最近、すくなくとも一つは追加されたんじゃないかということだ。ゴ×ールとかブレ×トとか、ののしりと涙の主題を追い掛けているような人々がいるとしたら、そこに新しいものが加わった。個人的には、そう思う。


別の角度から言うと、前に検討したとき、実は絵画ジャンルは挙げなかった。単純におもいつかなかったのだが、今となっては思い付く。
たとえばぼんやりとあの絵をみていたら、そういえばゲルニカって、こういうことがやりたかったんじゃないかと思いはじめた。実物を見たことはなかったが、これまで正直あんまりピンと来なかった。なんかポンチ絵みたいだし、とか思っていた。
でもいまは、ああ、ひょっとしたらそういうことだったのかと思う。


だからといって、何が言いたいわけではないが、そんなことを思った今日この頃。




どうでもいいけど、考えたことのないことを考えたりする。まったく。



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