2005-01-01から1年間の記事一覧
もうすぐ選挙。しかし当初の盛り上がりは失速したようで、なんとも議論が見えないのが残念だ。このページでは匿名による批判というのをしないようにしているので、いささかもギャグを書くつもりはないが、選挙はともかく、現在の小泉政権というのは謎だらけ…
もうすぐdoubtmusicからアンドリュー・ディアンジェロ・トリオというバンドの新譜が出るらしい。このトリオについてはまったく知らないが、いまから楽しみだ。懐が寒いので、すぐに購入できるかは分からないけれど。 そのレーベルから出ているからCDを買う…
ところで第一次大戦期を調べようとした頃、いくつか愕然としたことがある。その一つは、第一次世界大戦、それもイギリスの大戦についての日本語の著作がきわめて少ないことだ。大型書店に行けば一目瞭然だが、イギリス史のコーナーに大戦期を扱ったものは、…
今日から先月に下書きした文章の手直しに入る。企画・構想・下調べ・史料調査・殴り書き、というところまではとても楽しいが、一度書いた文章を読み直し、史料に当たり直して修正し、一つの論を作る、という作業は一喜一憂の繰り返しで疲労困憊する。
どうでもいいけど、trico!をみていたら、数年前ロンドンで開催されたブーレーズの演奏会のことを思い出した。その時はブーレーズの誕生日の前日か何かで、まだ「プリ・スロン・プリ」の新録が出る前、その久しぶりの再演が話題で、でも間違ってその前日のチ…
ところで半月くらい前、渋谷のO-nestでflyrec & mao presents 「connect」という企画に行った。二つのインディーズ・レーベルが協力して、いくつかのユニットやバンドのライブをする、その第一弾らしかった。 お目当ては先日新譜が出たmasというバンドだった…
同じくすることがないので、今度は作成したばかりの文章を読み直す。ひどい。
そこでナボコフの『青白い炎』(ちくま文庫)を再読する。文庫になっているが、どれくらいの読者がいるのだろうか。本当は原語で読むべきだろうが、翻訳でさえ、あらためてすごい作品だと感じ入る。 前半はシェイドという詩人の遺した「青白い炎」という999…
収入と支出の帳尻があわず、今日見に行くはずだったライブに行けなくなってしまった。仕方がないので家で過ごす。現在の作業は冷却期間中だし、いくつかの郵送作業などやらなければならないことはあるが、まだ気が進まない。
たまたま本屋をうろついていたら、アルチュセールの著作がかなり翻訳され、大部の本として平積みにされていたのでびっくりした。アルチュセールは、いうまでもなくフランスのマルクス主義思想家。ちょっと貧乏学生に買えるものではないが、何かブームなのだ…
今日か明日が中国における抗日記念日だと思うが、戦後六〇年ということで日本では何か大々的なことが行われたのだろうか。テレビを見ているだけでは、いくつかの記念番組以外は、とくにめざましい企画があったとは思えない。選挙戦のただ中だが、その論点か…
そもそも、この日記のようなものを書こうと思ったのは、先月六本木でおこなわれていた飴屋法水の「バ ング ント」展に行ったからで、テキストを椹木野衣氏、音楽を大友氏が担当したこの展示の、僕は初日と、あと平日にもう一度足を運んだ。これについてはこ…
一昨日、渋谷に大友良英のCore Anodeを見に行った。
この日から書くことを始める。匿名であれこれ批判するつもりはない。それに、僕がほかの人たちより感受性が良い文章を書いたり、鋭い指摘をできるというつもりはまったくない。たまたま今、片足を突っ込んだ場所と関係しつつ、少しだけ他のことや周りのこと…
家に帰ると段ボール箱が郵送されていた。 今日は原爆が投下された日。 だからというわけではないけれど、箱の中に入っている戦争についての文章と、勝手に、個人的になにかの繋がりを見出してしまう。 この箱に入っている僕の文章は、もういまみても、あまり…